筋電義手が熱い!

今朝羽鳥さんのモーニングショーにて筋電義手の特集をしていました。その研究をしている場所が、なんと私の治療院、三華堂はりきゅう整骨院がある調布市にある電気通信大学でした。よくあの場所は通るのでまさか知っている場所でそんな研究をしているなんて思いもしませんでした。

筋電義手とは?

以下電気通信大学横井先生のHPより抜粋

筋肉が発する微弱な電気信号(筋電位)を読み取って、自分の意思で手を動かせるようにした電動義手、いわゆるロボットハンドです。先天性障害や事故・災害、疾病などで手を失った人が装着する装置で、欠損した手の役割と機能を担う、文字通り「身体の一部」となるものです。

筋電義手
筋電義手装着

今までは腕がなかったり動かない人は装具を付けてサポートする方法が一般的だったと思いますが、このように自分の意志で稼働させる装具が一般に広がるとより障害を持っている方たちは生活がしやすくなりますよね。しかも筋肉にいく電位を読み取って動くとというのは本当にすごいと思います。

以前クレージージャーニーという番組で人体改造特集の枠で、ハイテク義手を付けていた女優さんがいました。ハンガーゲームに出演している女優さんだったのですが、その光景が鮮烈すぎて今でも記憶に残っています。

確かこのハイテク義手も筋肉の電位を読み取って動くタイプだったように思います。自分の意志で自在に指を動かしそして、光ったりすることでファッション性も考慮されている義手でした。

障害ではなく、個性に変わっていく

僕が好きなアニメで攻殻機動隊というアニメがあります。その世界では人間は義体というサイボーグの体をもって生きている人や、体の一部をサイボーク化(義体化)している人が沢山出てくるアニメです。

その描写や人間離れした動きは本当にかっこよく、スタイリッシュでパワフルです。

こういったハイテク義手や筋電義手がさらにパワーアップしていけばこういった通常の人間の能力を大幅に超えた力を持つ一つのツールになる可能性もありますよね。そして、何よりこの見た目の多様性。生身であれば改造は出来ませんが、義手であれば例えばライトを付けたり、キーロックを付けたり、もしくは包丁を付けてみたりと、生活の上で使う道具を腕に忍ばせる事も出来ます。

色も変えられるし素材も変えられます。

こうなってくると、もはや障害ではなくその人の個性と言える世界になるのではないでしょうか?こんなことをいうと今困っている人達から怒られそうですが、でもない物をプラスに変えていくという流れが出来ると本当にいいと思いますし、そして何よりうらやましく思います。

こういったプラスワンを付けることが出来る筋電義手の開発が、私が住んでいる調布で行われていたなんてとてもうれしく思いました。これからさらに開発を進めていただき、装着して動かせる機能性はデフォルトとして、見た目や拡張性も考慮した人体拡張デバイスとして研究を進めていただきたいと切に思います!

この研究に関して同じ医療系のとりさるモンで取材させてほしいなーとか勝手に思いました。

義手を付けると肩や背中の張りとかどうなんだ?

ここで少し気になったのは、こういった義手を付けている人は肩や背中の張り、そして首の緊張はどうなっているのだろうと思いました。

というのも、手、腕には沢山のツボがあります。それこそ、寝違いのツボ 楽枕(らくちん)というツボは手の甲にあります。こういう装具や義手を付けていると当然腕の重さも変わってきますから肩や首にかかる負担も大きくなるでしょう。そうなると当然本人の感じる負担も増えるはずですからコリ感や張り感は感じてそうにおもいますが・・・・・

と言う事で、今日は朝から少し気になった筋電義手についてご紹介しました!義手になったら鍼を指から出せるカートリッジとか付けたら腕がない鍼灸師にとっては仕事がしやすいかもしれませんね(笑)鍼管いらないしとっても便利。

【調布で自律神経ケアから腰痛治療まで、三華堂はりきゅう整骨院】