首の痛みと背中のしびれが改善|調布市・国領駅の鍼灸で整える“深部からの回復例”
はじめに
こんにちは、三華堂の早川です。
寒さが出てくる季節になると、首や背中の痛みを訴える方が一気に増えてきます。
冷えによって筋肉がこわばり、血のめぐりが悪くなることで、ちょっとした動作でも痛みを感じやすくなる時期です。
特に最近は「首の痛みから背中のしびれに広がってきた」というご相談が増えています。
整形外科では「軽いヘルニアかもしれない」と言われ、湿布だけで経過を見るように指示されるケースもありますが、
それだけでは改善が見られず、不安を抱えたまま過ごしている方も少なくありません。

首や背中のしびれの様子(調布市・国領駅 三華堂)
実際に、調布市や国領駅周辺からいらっしゃる患者さんの中にも、
同じように長い間首や背中のしびれに悩まされていた方がいます。
今回はその中の一例として、首の痛みから背中にしびれが出ていた患者さんが、
どのように鍼灸治療で回復していったのかを、実際の経過とともにお伝えします。
症状の背景と原因
今回ご紹介する患者さんは、育児を頑張る女性の方でした。
お子さんの抱っこや授乳、夜の寝かしつけなど、首から背中にかけて常に負担がかかる生活を送っていました。
仕事はデスクワーク中心でしたが、現在は育児が最優先。
体を休める時間がほとんど取れず、気づけば慢性的な疲労が溜まっていたようです。
発症は突然ではなく、少しずつ痛みが増していく“積み重ね型”の症状でした。
最初は「首が重い」「肩がこる」といった違和感程度。
しかし数週間経つうちに、右の肩甲骨のあたりにジンとしたしびれを感じるようになり、
やがて背中全体まで広がっていったのです。
常に痛みとしびれがあり、集中力も続かない。
家事をしていても、育児をしていても、気がつけば痛みに意識を奪われる――
そんなつらい状態が何か月も続いていました。
整形外科を受診した際には「軽いヘルニアの可能性がある」と言われ、湿布のみを処方。
しかし改善は見られず、「このまま一生続くのでは…」という不安が日に日に強くなっていったそうです。
こうしたケースでは、単にヘルニアや骨の問題ではなく、
筋肉の深層にある緊張と血流の滞りが神経を圧迫していることが多くあります。
特に育児やデスクワークのように、長時間同じ姿勢を続ける生活では、
首から背中の深部筋(僧帽筋や菱形筋)が硬くなり、
結果的に神経の通り道が狭くなって“しびれ”を引き起こすのです。
育児中によく起こる症状の一つとして肩甲骨の内側の痛みがあります。
それを放置すると呼吸のしにくさ、首の痛みに繋がっていきます。
そして――
この患者さんもまさにその典型的なパターンでした。
では実際に、どのような治療を行い、どのように回復していったのか。
次にその経過を詳しく見ていきましょう。
以下参考記事
朝起きたら首が動かない⁉︎ 寝違えだけじゃないかもしれません
治療内容
初診時は、首から肩にかけての強いこわばりと、背中のしびれが同時に出ていました。
特に右の肩甲骨の内側が重だるく、触れると奥の筋肉が硬く張っている状態。
まずは痛みの中心となる首から肩、肩甲骨のラインに鍼を行い、パルス(電気鍼)を併用して深部の血流を確保していきました。
治療は週1回のペースで進め、初回の施術後からすでに変化が見られました。
「首の重さが抜けて、肩が軽くなった」とのことで、痛みの強かった動作も少しずつスムーズにできるように。
特に初期は、デスクワークを10分続けるだけで首がつらくなる状態でしたが、
施術を重ねるごとに、30分、1時間と座っていられる時間が伸びていきました。
背中の痛みとしびれは最後まで残りましたが、治療を続けるうちに徐々に軽くなり、
最終的には「しびれが少し残る程度」まで改善。
筋肉の深層部(特に菱形筋・僧帽筋下部)の緊張がほぐれるにつれ、
血流と神経の通りが回復していったことがはっきりと分かる経過でした。
このように、首から背中にかけてのしびれは、
「神経の異常」ではなく「筋肉の深いこり」が原因であることが多く、
鍼灸による深部へのアプローチが非常に有効です。
🔗 関連記事リンク(内部リンク)
背中じゃなくて首? 肩甲骨の痛みから腕のしびれが出たら要注意
└ 首から肩甲骨にかけてのしびれ・神経痛に関する詳しい解説。
改善の経過
施術を始めてから、効果の実感は非常に早く現れました。
初回の治療で首から肩の重だるさが大きく軽くなり、
「久しぶりにまっすぐ首を動かせた」と笑顔で話されていたのが印象的でした。
それでも最初の頃は、まだ背中のしびれがしつこく残り、
長く座っていると肩甲骨の奥がジンジンするような不快感が出ていました。
しかし、週1回のペースで治療を続けるうちに、徐々に症状が落ち着き、
2週間目には首の可動域が広がり、デスクワークも30分ほど集中できるように。
1か月を過ぎる頃には、痛みの8割が解消。
背中に残っていたしびれも弱まり、夜中に痛みで目が覚めることもなくなりました。
残ったのは肩甲骨内側の「うっすらとした違和感」だけで、
これは深層の筋肉(菱形筋や僧帽筋下部)の緊張がゆっくり緩む過程にありました。
そこからさらに治療を重ね、2か月ほどでほぼ完全に回復。
首・背中ともにしびれが消え、今では育児や家事をしても痛みを感じることはなくなりました。
仕事に復帰してからも再発は見られず、定期的なメンテナンスとして鍼治療を続けています。
このように、慢性的に続く首や背中のしびれも、
原因を正しく見極め、筋肉の深層から整えていけば、しっかりと回復していくことができます。
まとめ
今回の患者さんのように、首の痛みが背中まで広がるタイプの症状は、
整形外科ではヘルニアや神経痛と診断されることもあります。
しかし実際には、筋肉の深いこりや血流の滞りが原因であるケースが多く、
その緊張を緩めることで、しびれや痛みがしっかりと改善していきます。
鍼灸では、こうした深部の筋肉や神経の通り道にアプローチできるため、
手技だけでは届かない場所の血流を改善し、体の回復力を引き出します。
また、治療を重ねるうちに睡眠や集中力も整い、体全体が軽くなる方も多く見られます。
育児やデスクワークなど、首や背中に負担がかかる生活を続けていると、
一見些細なこりが、気づかないうちにしびれや痛みに変わってしまうことがあります。
そのまま放置せず、早めに体を整えることが大切です。
もし、同じように首から背中にかけてのしびれや痛みでお悩みの方は、
調布市・国領駅近くの三華堂にぜひご相談ください。
一人ひとりの生活背景に合わせて、体の深部から回復を支える治療を行っています。
もしつらい首の痛みがある時は鍼灸を使ってみてはいかがでしょうか?
TEL 042-481-0626
以下外部リンク
🌐参考外部リンク:
MSDマニュアル家庭版|頚椎症性神経根症(首の神経の圧迫による痛みやしびれ)

