五十肩を長引かせる人の特徴とは?|回復を早めるための行動とセルフケアの落とし穴を解説
「五十肩って自然に治るって聞いたけど、実際どれくらいかかるの?」
「半年以上たってもまだ腕が上がらない…私だけ?」
調布市や国領駅周辺、京王線沿線からご来院いただく患者さんの中でも、
「五十肩の回復期間」に不安を感じている方は少なくありません。
たしかに、五十肩(肩関節周囲炎)は多くの場合、時間とともに自然に回復すると言われています。
ですが実際には、回復にかかる期間や症状の経過は人それぞれであり、ケアの方法によっても大きく変わってくるのです。
この記事では、五十肩が「どのくらいで治るのか?」という素朴な疑問に答えながら、
回復の段階ごとにやるべきこと・避けたいこと、そして治療を受けるべきタイミングについてわかりやすく解説します。
「放っておいたら本当に治るの?」「もう病院には行かなくていいの?」――
そんな悩みを感じている方は、ぜひ最後までご覧ください。
五十肩って放っておいても治るの?
五十肩についてネット検索をすると、
「自然に治る」「放置しても1年ほどで良くなる」といった情報が多く見られます。
たしかにこれは、ある意味で“間違っていません”。
しかし現場では、その言葉だけを信じて何もせず、かえって回復が長引いてしまった方も数多くいらっしゃいます。
🕰 自然回復は「可能」だが「全員ではない」
五十肩(肩関節周囲炎)は、炎症が落ち着くにつれて少しずつ可動域が戻り、
半年〜1年ほどで自然に痛みが引いてくるケースもあります。
ただし、それはあくまでも、
肩の負担が少ない生活を送っている
炎症の程度が軽い
合併症がない(腱板損傷や石灰沈着など)
といった条件が整った場合です。
🚫「何もしないと悪化するケース」も
実際に、調布市・京王線沿線(国領・布田・つつじヶ丘)からご来院された方の中には、
「“そのうち治る”と半年以上放置していたら、腕が全然上がらなくなった」
「痛みは取れたのに、服を着る動作がいまだにできない」
といった“動かせないまま回復が止まった状態”になってしまった方もいらっしゃいます。
これは、拘縮(関節の固まり)や筋力低下が進行した状態であり、自然回復だけでは対応が難しくなっているサインです。
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✅結論:「治る人もいるが、何もしないのはリスクがある」
「自然に治る」はたしかに事実。
でも、「誰でも放っておいてOK」という意味ではありません。
どの時期にあるか
どんな生活をしているか
筋肉や関節の状態はどうか
――それによって、回復のスピードも結果もまったく変わってきます。
次のセクションでは、五十肩が自然に回復するまでに一般的にどれくらいの期間がかかるのか?
目安となる回復ステップを見ていきましょう。
自然回復までの平均的な期間とは?
五十肩は「放っておいても1年以内に良くなる」と言われることがありますが、
実際のところ、回復のペースや症状の変化には大きな個人差があります。
とはいえ、大まかな目安としては、以下のようなステップで経過することが多いです。
🔥【1〜3ヶ月】急性期(炎症期)
肩にズキズキした痛みがあり、動かさなくても疼く
夜間痛が出やすく、寝返りや冷えで悪化
無理に動かすと炎症が広がるため、安静+痛みの緩和が最優先
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❄【4〜6ヶ月】拘縮期(動かない時期)
炎症が少し落ち着くが、肩関節の動きが極端に制限される
服の着脱、洗濯物干し、髪を結ぶなどの日常動作に大きな支障
この時期に無理なストレッチをすると、回復を妨げるリスク
🌱【6〜12ヶ月】回復期(少しずつ動きが戻る)
痛みが和らぎ、肩が少しずつ動くようになる
ただし、放置していた場合は動きが戻らないまま固まるケースも
正しい施術とセルフケアを行えば、可動域が改善し再発予防も可能
🧭回復のスピードは“生活”と“ケア”次第
デスクワークで片側に負担が偏っている人
猫背や肩甲骨の動きが悪い人
痛みを我慢して無理に動かしている人
こうした条件が重なると、回復が1年を超えて長引くケースもあります。
✓NHK健康チャンネル|五十肩(肩関節周囲炎)
https://www.nhk.or.jp/kenko/atc_1225.html
→ 一般向けにわかりやすくまとめられた医療情報。セルフケアを誤解している層への注意喚起にも適す。
「自然に治る」と言っても、何もせずに完璧に戻るわけではありません。
次のセクションでは、回復を早める人と、長引かせてしまう人の違いについて詳しく見ていきましょう。
回復を早める人・長引かせる人の違い
五十肩の回復には個人差があるとよく言われますが、
その差を生むのは、体質や年齢だけではありません。
実際に当院(三華堂)での臨床経験でも、
回復が早い方には共通する行動や習慣があり、逆に長引く方にもある特徴が見られます。
✅回復が早い人の特徴
痛みのサインを素直に受け取り、無理に動かさない
痛みが落ち着いた段階で、正しい方法で可動域を少しずつ広げる
鍼灸や施術などの専門的サポートをタイミングよく取り入れている
姿勢や動作のクセに意識を向けて、日常の中で身体を整えている
不安を一人で抱え込まず、相談しながら進めている
- 運動をしていて筋肉が柔らかい人
- 早期に何らかの治療を始めた人
⚠回復が長引きやすい人の特徴
「いつか治る」と思って半年以上放置してしまった
痛みが引いた後も、肩の可動域を確認せずに放置していた
デスクワークや家事で片側の肩に負担が偏り続けている
- 肉体労働で肩や背中に負担がかかっている人
YouTubeやSNSの情報を鵜呑みにして、身体に合わないケアを続けていた
- 年齢が高い人
- 運動をしていない人
これらは、誰もが陥る可能性のある“落とし穴”です。
調布市や京王線沿線(国領・布田・柴崎など)から来院される方にも、
「最初は軽く考えていたけれど…」と話される方が少なくありません。
次のセクションでは、
そうした回復を妨げないためにも大切な「時期ごとにやるべきこと/避けるべきこと」を、具体的にご紹介していきます。
時期ごとにやるべきこと/避けるべきこと
五十肩には大きく分けて「炎症期」「拘縮期」「回復期」という3つの段階があります。
ただし、これらははっきり線引きできるわけではなく、症状のグラデーションに沿って段階が進むイメージに近いです。
ここでは、時期ごとに「やるべきこと」と「やらない方がいいこと」を整理してみましょう。
🔥炎症期(急性期):痛みが強く、夜間痛やズキズキ感が目立つ時期
✅やるべきこと
肩を冷やさないようにする(温めて血流を促す)
痛みを引き起こす動作をできるだけ避ける
睡眠姿勢や布団環境を整えて、夜間痛を軽減する
鍼灸などで炎症の緩和と自律神経の安定を図る
❌避けるべきこと
我慢して動かす(可動域を広げようと頑張りすぎる)
湿布だけに頼ってしまう
痛み止めで症状をマヒさせて無理をする
🧊拘縮期:痛みは軽減するが、肩が固まって動かなくなる時期
✅やるべきこと
日常生活で使える範囲で肩を意識して使う
固くなった周辺筋肉(背中・胸・首)を丁寧にゆるめる
深呼吸や姿勢の調整で、動きやすい体の土台を整える
鍼灸や手技で可動域の回復をサポートする
❌避けるべきこと
無理なストレッチや強いマッサージ
肩だけを動かそうとする(他の部位との連動性を無視する)
長時間の同じ姿勢(デスクワークやスマホ姿勢など)
🌱回復期:痛みが減り、少しずつ動かせるようになってきた時期
✅やるべきこと
肩だけでなく全身のバランスを意識した運動(例:軽いウォーキングや呼吸体操)
肩まわりの筋肉に柔軟性と血流を戻すケア
苦手な動作(洗濯干し・背中に手を回すなど)を少しずつ練習
❌避けるべきこと
回復したと勘違いして急に負荷をかける
苦手動作を避け続ける(機能が戻らない原因になる)
自己流のケアで無理をする
五十肩の回復は**「何もしなければ良くならない」けれど、「やり方を間違えると悪化する」**という、とても繊細なバランスの上にあります。
とくに国領駅周辺からお越しの患者さまでも、
「もっと早く知っていれば、ここまで固まらなかったかも…」という声が多く聞かれます。
✓おすすめ外部の情報
日本理学療法士協会|五十肩のリハビリテーション指針(PDF)
→ 医学的な視点からみた五十肩の回復過程、リハビリの注意点に触れており、回復を早める行動に関心のある読者に有益。
三華堂の段階別サポートと来院の目安
五十肩の症状は「炎症→拘縮→回復」と進んでいきますが、
そのどの段階で来院されるかによって、必要な施術内容も変わってきます。
三華堂では、その人の状態に応じた施術を段階的に切り替えることで、
回復までの期間を短縮し、無理なく機能を取り戻せるようサポートしています。
🔹痛みが強い時期(炎症期)に来院された方へ
この時期は「夜も眠れない」「ちょっと動かすだけでズキンと痛む」などの症状が出ます。
まずは炎症を鎮め、筋肉と神経の緊張を整えることが最優先。
鍼灸による痛みの緩和
自律神経の安定を図るアプローチ
睡眠を妨げない体づくり
この段階で適切なケアを行うと、多くの方が1~1.5ヵ月程度で痛みが大きく軽減されます。
🔹痛みが和らいだ後(拘縮期)に入った方へ
この時期は「痛みは落ち着いたけど、腕が上がらない」「背中に手が回らない」といった**動きの制限(可動域制限)**が出やすくなります。
三華堂ではこの段階で、
肩関節だけでなく、背中・首・胸・腕全体の可動域をチェック
動きを妨げている筋膜の癒着や筋肉の緊張を段階的にゆるめる
全身の姿勢とバランスを整えることで、無理のない改善を促進
多くの方は2~3ヵ月ほどで拘縮がかなり改善し、日常動作が楽になります。
中には早い方で1.5ヵ月ほどで大きな回復を見せるケースもあります。
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🔹注意が必要なケース
まれに拘縮が非常に強く、1年以上にわたって可動域が制限されるケースもあります。
このような方は、「痛みは1~2ヵ月で落ち着いても、動きが戻らない」ことが多く見られます。
こうした場合も焦らず、無理なストレッチや我流ケアを避け、継続的なサポートを受けていただくことで回復が期待できます。
🌸来院の目安
夜間痛があり眠れない → すぐにご相談ください
腕が上がらない・背中に手が届かない → 早めの可動域改善が有効です
「痛みは減ったけど不安」な方 → 回復期の仕上げがとても大事です
施術はひどい時は週に2回くらいしてくとかなりの速度で回復します。
しかしそれはあくまで症状が酷い人のパターン。
大体は週に一回の施術で無難に治っていく人が多いです。
とくに国領駅・布田・調布・柴崎などの京王線沿線からの来院者が多く、
皆さま仕事や家事の合間をぬって通院されながら、着実に回復されています。
🔚 まとめ|段階に応じた施術が、回復への近道
五十肩の回復は一律ではありませんが、
痛みのある「炎症期」と、動きの悪くなる「拘縮期」とで、
やるべきことは大きく異なります。
三華堂では、
痛みをしっかり抑えながらも、
その後の回復まで段階的にフォローするスタイルを大切にしています。
「そのうち治る」と思っていたら1年以上経ってしまった…
という方も、決して少なくありません。
できるだけ早い段階で身体の声に気づき、
適切なケアを受けることが、
五十肩を「長引かせずに終わらせる」ための鍵になります。
TEL 042-481-0616

