サーフィンで肩を痛める?!その原因とは?!五十肩と思っていたら・・・
五十肩のような痛みの原因
こんにちは!2025年も始まりました。去年は肩や首の痛みで多くの方に利用いただきました。
さて、その中で意外な事が原因で肩の痛みを出していた方がいたのでご紹介しようと思います。
皆様、肩の痛み、五十肩の痛みの原因についてイメージできますか?
肩の痛みの原因になる動きとは
肩を痛め、五十肩のような痛みを出す原因として様々な要因があります。
その中でもまさかそんな事が原因で肩を痛めるのか?!という話がございましたのでご紹介させていただきましょう。
サーフィンをして肩を痛める
とある患者様のケースになりますが、五十肩のような痛みを発症し施術をしていました。
痛みは無事終息の方向に向かっている中で、雑談をしていると生活の習慣の中に肩の痛みの原因につながる動きがありました。
それが、サーフィンです。
もちろんサーフィンが原因となっていると断定はできませんが、話を聞いていると肩を痛める原因となっている可能性は十分にあるように思いました。
それは次の理由からです。
サーフィンで肩を痛めた理由について
サーフィンの動きでなぜ肩を痛め、五十肩のような症状をだしたのか?その理由について考えてみました。
結論から言うと以下の事になります。
サーフィンのパドリングが肩を傷つけた可能性
サーフィンというと波の上に乗って楽しく水の上を滑り、カッコよく海で遊んでいるイメージがあります。
しかし、サーフィンの実際の話を聞くと波に乗る前には必ず沖合に出て波が来る場所に、自力で行かないといけないという作業があります。
やっている人からすると、
【何をいまさら当たり前の事を?】
と思われるかもしれませんが、私のようなサーフィン素人からするとやっている人から聞くまで、そういった流れがある事もうっすらとしか分かっていませんでした。
その一連の動きの中で必ず必要になる動きが【パドリング】という動きのようです。
パドリングについて詳しく解説している動画があったので詳しくはこちらを参考にしてください
パドリングについて僕もこの件を聞いてから少し調べてみました。
その結果、パドリングが何故肩を傷つける原因になってしまったのか?という部分について、なんとなく自分なりに整理がつきました。
その原因とは次の事が関連してそうです
パドリングの基礎が出来ていない可能性
パドリングの一連の動きを見ていると、次のポイントが大事だと感じさせられました。
- 板の中心に体を置く事
- 上体をしっかりそらせる事
- 足を閉じる
- 手を板の下を通るようにこぐ 等‥
これら動作の他にも様々気を付けないといけないとは思うのですが、基礎動作が出来ていない事が肩を傷つけ、【五十肩のような痛み】を誘発する原因になっているように感じました。
ではなぜパドリングの基礎が出来ていないと肩を傷つけ、肩が痛いという症状が出てしまうのでしょうか
パドリングの基礎が出来ていないと腕と肩に負担がかかる
動画の中でも仰っているのですが、パドリングの基礎が出来ていないと、体が保持されず波の上で動揺し、そして前に進みずらくなるようです。
もし仮に海や波の上で前に進む力が弱く、波を捉える沖合のポイントに行くまでに時間がかかった場合どういう事が起きるかを想像しました。
それは次の状況に繋がってきます。
水の上で前に進めないと、腕と肩に負荷が余計にかかる
海の上で波に押され前に進まなければ当然、沢山腕と肩を振って前に進まないといけません。
それに加え、波をこぐ腕や肩、体の動かし方が下手だった場合、腕や肩にかかる負荷は大きくなります。
こうした動きを繰り返せば当然肩や腕は酷使され、傷ついてしまうと思われます。
つまり、サーフィンの基礎技術がまだ身についていない状態で海に出る事で、肩や腕を酷使させ、腕の痛み、肩の痛み、ひいてはしつこい【五十肩】【四十肩】様の症状を引き起こさせる原因になっている可能性に行きつきました。
このようにパドリングの基礎が出来ていないと肩や腕を痛める事につながるという可能性に行きついたのですが、他にも原因となる事がある事に気付きました。
それは次の事です
サーフィンをする為の基礎的な筋力不足
サーフィンというと、波の上でボードに載っているだけなのでとても体に優しいスポーツだと思ってしまいます。
しかし、実際はパドリングをして目的の地点まで30分くらい時間がかかる事もあるというのが現実のようです。
つまり、それだけパドリングをしないといけない という事なのだと思いました。
と言う事は肩や肩甲骨周りの筋肉、そして背筋がパドリングやサーフィンに適した量を保持できているのか?という疑問が出てきます。
今は70歳くらいから初めてサーフィンに挑戦する人もいるという話を聞きました。
そして、サーフィンをする頻度も月に一回くらいしか行かないという人もいると思います。
そいうライトユーザーは日ごろから体を鍛え、いざサーフィンをする時に備えているか?というとそうではないと思います。
と言う事は、そんなライトユーザーの方々が海に出て、たまたま海が荒れていたり寒かったりした場合どうなるのでしょうか?
次の結果を迎える可能性が高くなります
筋肉が鍛えられていないと怪我をする
たまにしか海に入らず、サーフィンもしないとなると、当然筋肉がついていません。そしてそんな脆弱な肉体で海に入り、冷えた状態で長時間筋肉を酷使すると当然肩や腰、そして腕の筋肉を傷めてしまいます。冷えた際にぎっくり腰になる事は以前お伝えしましたのでそちらを参考にしてください
そうなった場合、サーフィンをしている時、もしくは翌日以降に痛みとして体に表現されることになると私は考えました。
ここまでサーフィンと肩の痛みの関連性について、患者さんから聞いた話を参考に原因となりそうな事を組み立ててみました。
サーフィンで体を痛めない為の対策として次の事を提案しましょう。
サーフィンで体を痛めない為の対策
ここまでサーフィンが原因で肩や腕を痛める原因についていくつか話してきました。
上記の原因を踏まえつつ、怪我をしない為の対策として次のことを提案しましょう
- サーフィンの基礎を今一度しっかりと見直す
- いきなり海に出ずに、日ごろからきっちりと筋肉トレーニングをして海にでる準備をしておく
- 体が冷えない為の対策をしっかりと立てて海に挑戦する
- 体を痛めたら必ず休養期間を設け治療に専念する
これらの事を提案します。
ゴルフでもサーフィンでもそうなのですが、趣味でやられている方はいきなり現場に出て体を使う方が多いように思います。
しかし、スポーツはイメージと現実とが案外違う事は少なくありません。
なのでスポーツをする現場に出る前に、体の調整をして怪我を回避できるようにしましょう。
そしてもし仮に怪我をした場合は、速やかに治療を受け休養するようにしましょう。
間違っても痛みを押して無理にサーフィンに行く事を辞めたほうがいいでしょう。海は思った以上に危険がいっぱいです。体がいい状態で挑めるようにすることが、命を失わない為の最良の選択と言えます。
そして、患者さんからのお話だと、サーフィンをする方が痛み止めを打って痛みを抑え、サーフィンに行ってしまうという事も聞きました。
その為のクリニックもあるようで予約がいっぱいだそうです。
この話を聞いて、痛み止めをうち、痛みを誤魔化してスポーツを続ける事は正直僕としてはいかがなものかと感じます。
痛み止めは痛みをその場で誤魔化して、傷を治す事を促進しているだけにすぎず、体を完全に治しているわけではありません。
そして痛み止めの効果期間もせいぜい2-3日という所でしょう。
【痛み止めは1ヵ月くらいしたら切れる】と思い、効果が切れたら痛み止めを打ちにいく人もいるようですが、そんなに長くは一度の痛め止めでは効きません。
それは痛み止めを打つことで痛みが一時的に緩和した事でやや傷口がふさがった状態であると推測できます。
しかし一か月で痛みが出ると言う事は、古い傷が改めて悪化してしまった ととらえる事が出来ます。とにかく言いたいのは痛め止めを乱用せず、しっかりと治療をしましょう。
もし肩を痛めて治療をご検討の方はぜひ鍼灸治療を検討ください
そして、サーフィンをしている人で肩を痛める事はよくあるという話も聞きましたので、サーフィンをしている人で【肩がよく痛くなる】という人は今一度パドリングの基礎が出来ているかをチェックし、筋力トレーニングをして海に臨むようにしてください。
では、よいサーフィンライフをお過ごしください!
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