お体の施術(全身施術の流れ)
三華堂(さんかどう)はりきゅう整骨院ではコミニケーションを大切にして患者様と向き合い、施術を行います。
一人ひとりの患者様から最初にお話しをしっかりと伺い、現状を確認した上で施術計画を立てお体のケアをしてまいります。
三華堂(さんかどう)はりきゅう整骨院の施術の流れ
- まずはコミニケーション、お話しをしっかりと伺い現状の把握
- 脈をみて患者様のお体の状態確認
- 一人ひとりに合わせたツボの選定(脈に合わせて)
- 患者様が気になる場所へのアプローチ(標治を行う)
- 更に体の深い場所へのアプローチ(腰痛治療の場合)
- 整体により骨盤と腰椎の矯正 (自律神経施術の場合)
もくじ
◆自律神経へのアプローチ
①ヒアリング、お話を伺い現状の把握
患者様のお話をしっかりと伺い、情報の整理と患者様の状況を伺います。施術への不安がある場合はしっかりと施術方法に関して説明をさせて頂き、怖さをなくして施術に移ります。
※聞いておきたい事や、何か気になること、してほしい事等ご要望がある場合は遠慮せずにお伝えください。
② 脈をみて患者様のお体の状態確認
患者様の手首から脈を確認いたします。脈の型により、患者様の状態を把握して、その脈により施術するツボを選びます。東洋医学の世界では脈診という方法です。
③ 一人ひとりに合わせたツボの選定(脈に合わせて)
脈で決めたつぼに刺激をしてお体の調子全体が良い方向に向かう為の下準備を致します。
④患者様の気になる場所へのアプローチ
全体調節と合わせて、患者様の気になる場所や、ポイントになる場所への施術を行います。
腰痛へのアプローチ
当院の腰痛への向き合い方は鍼(電気はり)を利用した方法で向き合います。
腰痛の出ている局所はもちろん、一見関係がなさそうな、手足のツボも利用して施術を行っていき、場合により中国鍼によるインナーマッスルへの刺激で腰痛改善に導きます。
手足への刺激の理由(腰痛施術方法)
一見関係がないように見える手足のツボですが、末端である手足を刺激する事で、血液の流れを手足に誘導、もしくは手足から局所へ流入しやすく誘導する事が出来るようになります。
これにより局所(腰痛の箇所)を刺激して集まってくる血液が、より効率的に局所(腰痛の箇所)へ集まりやすくなり、腰に滞留している水分や血液を流しやすくなります。
この状態を作ることで、患部(腰痛発生部位)の治癒を促進し、痛みの改善方向への動機付けに繋がります。
基本的な刺激部位は脈を確認してそれぞれの体に合わせて決めて行きます。
特に臀部への刺激が大切(腰痛施術方法)
腰痛施術において、腰の痛む場所と合わせて、お尻の筋肉への刺激を合わせて行います。
体を支える為の筋肉として臀部の筋肉がとても重要です。お尻の筋肉の能力が落ちる事により腰の負担が増えて腰痛に至っているケースがとても多く見受けられます。
そして、お尻の筋肉の間を縫って坐骨神経が走っている事から、臀部の筋肉が硬直する事により痺れが発生いたします。
痺れが発生していない場合でも、腰の下が痛いと感じるパターンの場合、お尻の筋肉の付着部が痛みを出しているケースが多い事から、腰痛施術の場合はお尻の筋肉(特に梨状筋、中殿筋)にこだわって刺激をして行きます。
腰痛発生部位への刺激
腰痛施術では腰痛発生部位への刺激もとても大切です。
痛みが出ている箇所では、微細な損傷、もしくは損傷が治ったあとの組織の硬直があるのだと考えます。
よって、腰痛発生箇所への刺激を行い、血液や水分の流入を促し、微細損傷が起きているのであれば治癒が促進され、組織の硬直が起きているのであれば、該当の箇所の能力回復が促進されます。
合わせて電機はりの刺激によってより刺激を増やし、効率的に血液や栄養成分を送り込むように致します。それによりただ鍼を置いているよりも効率的に治癒能力をアップさせる事が可能です。
腰痛が起きている場所、そしてそれ以外の場所全ての刺激が重要になります。どちらが欠けても不十分になることから、当院では両方の刺激を行い腰痛施術を行います。
更に深い場所へのアプローチ(中国鍼)
腰痛施術において、意識するべきは刺激の大きさと深さが大切です。
通常の刺激では腰痛施術が停滞する場合があります。その場合はより深い場所の筋肉が損傷、もしくは硬直をおこしている可能性があります。
その場合は、長さがある中国鍼を利用してインナーマッスルへ刺激、インナーマッスル刺鍼を使った施術方法を行い治癒へ導きます。
当院ではしつこい腰痛や、普通の鍼では変化がなかった腰痛に対して、腸腰筋(インナーマッスル)に対して中国鍼を使ってアプローチを致します
施術効果を長く持続させる為に
各種テーピングや置き針を使って、施術効果を持続させます。
大切な事は刺激を決まったタイミングで繰り返す
全ての施術において大切なのは、刺激をして血液を必要な場所に流すという事を繰り返す必要があります。
人は睡眠を取ることで、血液が筋肉から内臓、特に肝臓に移動してきます。そして翌日、刺激した部位に戻り、新鮮な血液を患部に運んでいきます。
上記の作業を繰り返す事により、治癒へ導く事が可能になります。このターンが何ターン必要になるのかが、年齢や状況により左右されるようになります。
よって、一度刺激しただけではその損傷や組織の能力低下はなかったことにはなりません。繰り返し施術を受ける事により徐々に回復して行きます。このことを理解した上で腰痛施術と向き合いましょう。
はりきゅうや整体、その他手技療法は症状を消す魔法ではなく、治癒へ導く為の施術技術である事を理解して向き合う必要がございます。
自律神経へのアプローチ(自律神経施術方法)
当院の自律神経施術への向き合い方は鍼灸(電気はり)と整体もしくは(ほぐし)を利用した方法で向き合います。
自律神経は表から見えないので一見分りにくいですが、自律神経は実際にある神経組織です。副交感神経は腰と頭から出て、内臓へ走行し、交感神経は脊柱の両サイドを上から下へ交感神経幹という神経線維群を作って走行しています。
以下図のピンクの絵が神経の走行です。
背骨の周りへの刺激が交感神経の緩和へ繋がる
交感神経は背骨の前を走行しているので、神経そのものを刺激する事は出来ません。しかし、背骨の上に覆っている筋肉が緊張している事で、交感神経への圧力に繋がる事は想像できます。
よって、背骨の周りにある筋肉への刺激、および背骨そのものへの刺激により背骨への圧力を開放して、脊柱の前にある交感神経への緊張を緩和するように施術を致します。
骨盤と首周りへの刺激が副交感神経の緩和へ繋がる
副交感神経は頭部と骨盤からその神経線維が出て、内臓へ走行します。
よって、骨盤の周りにある筋肉への刺激、および首への刺激により副交感神経の緊張感を緩和する事がが可能です。自律神経へのアプローチは背骨、そして腰、首全てへの刺激が必要になり、局所のみの刺激では不十分といえます。
手足への刺激と骨盤調節でさらに効果をアップさせる
自律神経ケアの場合、手足の緊張感が強い傾向があります。よって、脈診を利用してそれぞれの体に合わせた手足、そしてお腹への刺激がとても大切になります。
それに加え、骨盤調節と腰椎の調節を併用する事で体の偏りを減らし より血液循環がなされやすい状態を造り自律神経の緊張を緩和させるように致します。
整体により骨盤と腰椎の矯正
整体による骨盤矯正、腰椎の矯正を行うことで鍼灸施術の血液循環アップの効果をサポートします。
(自律神経スタンダード施術料金8000円)
整体により骨盤と腰椎の矯正を行う。下は施術後の状態
(自律神経スタンダード施術料金8000円)
大切な事は刺激を決まったタイミングで繰り返す(刺激頻度)が大切
全ての施術において大切なのは、刺激をして血液を必要な場所に流すという事を繰り返す必要があります。
人は睡眠を取ることで、血液が筋肉から内臓、特に肝臓に移動してきます。そして翌日、刺激した部位に戻り、新鮮な血液を患部に運んでいきます。
上記の作業を繰り返す事により、治癒へ導く事が可能になります。このターンが何ターン必要になるのかが、年齢や状況により左右されるようになります。
よって、一度刺激しただけではその損傷や組織の能力低下はなかったことにはなりません。繰り返し施術を受ける事により徐々に回復して行きます。このことを理解した上で腰痛施術と向き合いましょう。
はりきゅうや整体、その他手技療法は症状を消す魔法ではなく、治癒へ導く為の施術技術である事を理解して向き合う必要がございます。